読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

犬夜叉 49~51巻 高橋留美子著 少年サンデーコミックス

 犬夜叉と神無の戦いの続きから。

 犬夜叉たちは神無を助けようとするが、神無は奈落の命で自爆する。神無のかけらはかごめの目に入り、「光が奈落を殺す」のメッセージを伝える。
 骨を喰らう妖怪の父娘に出会った犬夜叉一行。妖怪は珊瑚の持つ飛来骨に目を付け、喰らおうとする。珊瑚は法師を救うためにも、飛来骨に毒を塗って妖怪に喰わせ、退治する。
 壊れた飛来骨を修復しようと、犬夜叉たちは刀々斎に紹介された薬老毒仙を訪ねた。薬酒の入った甕の中で、飛来骨と相対する珊瑚。我らを裏切ったと攻める飛来骨に、毒でもある薬酒を飲んだ法師の覚悟が伝わり、再び飛来骨は珊瑚の元に戻る。
 その頃殺生丸には、天生牙の秘密を知る妖怪・死神鬼が近づいていた。天生牙の技・冥道残月破は、元々死神鬼のものだったと言う。小さいとはいえ真円を描く冥道破に苦戦する殺生丸。駆け付けた犬夜叉の鉄砕牙と共鳴し、天生牙は完全な円を描いて死神鬼を呑み込むが、殺生丸は父親の真意に気付いてしまう。
 殺生丸が天生牙を完成し、犬夜叉に渡すと言うシナリオに苦悩する殺生丸。奈落の言葉に乗って犬夜叉と闘い、結局犬夜叉に冥道残月破を譲り渡す。その奈落の元には、元の癒しの天生牙が残った。
 再度、琥珀の首の四魂のかけらを奈落は狙う。それは四魂の玉の中に、未だ桔梗の浄化の力が残っている証明ともなった。
 狐の宿で七宝の昇級試験に付きあった後、かごめは巫女・瞳子に襲われる。奈落は一度殺した瞳子を操り、かごめの力を狙わせていた。…

 序盤からいたキャラクターやエピソードが清算されて行きます。…これだけ長く連載してて、よくぐだぐだにならずまとめられるよなぁ。
 殺生丸も兄としての自覚が出てきたのか(笑)、犬夜叉に冥道残月破を譲りました。ええと、残された癒しの天生牙はどうなったんだっけ?? すっかり忘れてるなぁ、アニメ見たのになぁ。でも瞳子を演じてらっしゃったのが折笠富美子さんだったのは覚えてるなぁ(苦笑;)。
 この辺りのキャスティングが本当に絶妙だったんですよね、アニメ。