読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

犬夜叉 48巻 高橋留美子著 少年サンデーコミックス

 冥界で、りんは死んだ。りんを救えなかった殺生丸は絶望し、悲しみと恐れを知る。慈悲の心を持った殺生丸の天生牙の冥道は広がり、殺生丸の母はりんの命を救ってやる。
 犬夜叉一行は人の悲しみや苦しみを養分とする妖怪・花皇に捕まっていた。桔梗を失った犬夜叉の心を味わう花皇。なす術なく血の涙を流す犬夜叉を救ったのはかごめの破魔の矢だった。花皇はかごめの心こそ傷ついていることを指摘、我に返った犬夜叉は自分のことしか見えていなかったことに気付き、花皇を倒す。
 桔梗の最後の力は、奈落の四魂のかけらに一点の清浄を残していた。奈落は神無を遣い、犬夜叉に鏡の妖をけしかける。鏡の妖怪は犬夜叉の鉄砕牙をそっくり映し取り、その力で犬夜叉を殺そうとする。…

 花皇のキャストは矢尾一樹さんだったんですよね~。「ワンピース」では二役もやってらっしゃって、大変だなぁ(笑)。
 花皇へのかごめの台詞、「あんたに喰わせる不幸はないわ!」はそのまま雪野五月さんの声で聞こえました、かっこいいなぁ。
 かごめの強さに感心する犬夜叉に、「強くなんかないわよ!」「どうしてそんなに優しいんだ。でしょ?」…いや、優しいと思うんだけどね、自分で言っちゃうとねぇ(笑)。
 次巻、神無の最期ですよね。風呂敷が畳まれて行きます。