読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

犬夜叉 55~56巻 高橋留美子著 少年サンデーコミックス

 犬夜叉を乗っ取ろうとした曲霊(まがつひ)は、反対に犬夜叉に捕らわれ動けなくなり、そこを殺生丸の天生牙に滅される。瞬間、かごめの封印が解け、霊力が戻る。かごめと犬夜叉は四魂の玉の在り処――奈落の元に辿り着く。その頃奈落は弥勒と珊瑚を罠にかけようとしていた。
 かごめは浄化の矢を四魂の玉目指して放ち、珊瑚は危うい所で幻覚から抜け出す。
 四魂の玉を吸収しようとする奈落。その真の望みを、言い当てるかごめ。動揺した奈落を犬夜叉は鉄砕牙の冥道残月破で斬り、殺生丸は爆砕牙で破壊する。奈落が滅びる寸前、やはり壊れて行く夢幻の白夜に、かごめは吸い取られた冥道残月破で斬られる。
 かごめの矢が漸く四魂の玉を捕えた瞬間、かごめは冥道に引き込まれた。骨喰いの井戸も消え、かごめの居場所が戦国時代からも現代からも消えた中、四魂の玉の誘惑がかごめを襲う。
 四魂の玉が消えるための、唯一つの正しい願いにかごめは気付いた。かごめを呼ぶ犬夜叉の声に力づけられ、かごめはその願いを口にする。…

 とうとう最終巻。
 永遠の闇の孤独の中で、「四魂の玉は本当の願いを叶えてくれない」ことに気付くかごめ。この子、何だかんだ言って冷静なんだよなぁ。反対に珊瑚の方が感情に流され易い。まぁ、弥勒法師はもう風穴の限界が近付いて来てたからなぁ。
 エピローグ、三年経ってもあまり皆変わってませんでしたね。琥珀もりんも、あまり大きくなってないような(笑)。りん、貢がれてましたね~(笑)。
 高橋さんのアシスタントは女性ばかりなんだな~。今さらですが、長い連載、お疲れ様でした。