読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

犬夜叉 43・44巻  高橋留美子著  少年サンデーコミックス

 金禍・銀禍の兄弟を喰らって自身の鎧甲を強くしようとする魍魎丸。銀禍は魍魎丸に取り込まれてしまうものの金禍は犬夜叉の鉄砕牙に同化、金禍の炎に銀禍の雷が共鳴し、魍魎丸を内外から苦しめる。魍魎丸が去った後、犬夜叉は鉄砕牙の、奈落から与えられた能力に疑問を感じる。
 沼自体が妖怪である沼渡を斬れない犬夜叉殺生丸はその目前で天生牙を抜き、冥道を開いて沼渡を倒してみせる。犬夜叉には「鉄砕牙をわかっていない」と言い残す。
 刀々斎に相談し、妖霊大聖に会いに行く犬夜叉一行。会ってみると妖霊大聖は紙の様にぺらぺらの状態。聞けば昨日妖怪に襲われ、肝を食べられてしまったとのこと。強大な力を得た妖怪は力を持て余し、村人の姿を化け物に変えて自分もその中に紛れ込んでいると言う。妖霊大聖は鉄砕牙に封印を施し、犬夜叉に本物の妖怪以外を斬るな、妖穴を探せ、と指示する。
 牛鬼を見つけ、鉄砕牙で妖穴を斬る犬夜叉。それは妖霊大聖が修行のため作った幻覚だった。妖霊大聖の妖穴を斬り、鉄砕牙は妖気を帯びてますます強くなる。
 妖狼族の少年が弟を人質に取られ、鋼牙を襲う。魍魎丸と相対した鋼牙は犬夜叉と共に闘い、魍魎丸の鎧甲を破って、魍魎丸の中にいる奈落の心臓・赤子にまで迫るが、あと一歩で逃げられてしまう。鋼牙は自分が同族を巻き込んでしまったことを後悔し、仲間と別れて犬夜叉一行と行動する決意をする。…

 さり気なく子供好きをアピールする鋼牙、可笑しい(笑)。犬夜叉の突っ込みが山口勝平さんの声で聞こえてくるわ(笑)。
 鋼牙の足が時々動かなくなる「翠子の意思」は何を伝えているのか、一度きりの妖狼族の魂の加護はいつ使われるのか。…すっかり忘れてるなぁ(苦笑;)。