読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

おおきく振りかぶって 14・15巻  ひくちアサ著  講談社アフタヌーンKC

 やっぱりまいさんにお借りしました、まいさんいつもありがとう♪

 対美丞戦、8回裏西浦高校の攻撃から。5番花井はセンター前ヒット。
 6番沖はピッチャー強襲で出塁、ランナー1、2塁になるが7番西広はバント失敗で1アウト。
 8番水谷は当たり損ねだがランナーは進塁し、2アウト2、3塁で9番ピッチャー三橋。三橋は四球を選んで二死満塁。1番泉がストレートを狙ってセンター前ヒット、西浦は5点目を返す。だが2番栄口は三球三振でチェンジ。
 9回表、美丞の攻撃。モモカンのサインが読まれ、三橋は打たれる。田島とモモカンが気付き、田島と三橋で球種を組み立てていくことにした矢先、スリーランを打たれ、三橋のコントロールが乱れる。カバーするはずのバックもエラーし、三橋は自分の責任を痛感。エースとしての自覚を持って立ち直る。
 9回裏、西浦は3番巣山、センター前ヒットから。4番田島が二塁打で巣山を返し、一点追加。だが5番花井は三振、6番沖はヒットエンドランを狙うが一塁で刺され、7番西広も三振でゲームセット。
 西浦は6-11で美丞大狭山に負ける。

 15巻は試合後の様子から。阿部の怪我模様、美丞大狭山の監督・コーチ陣の事情、そして西浦ナインの目標設定――甲子園優勝。…

 アニメの方で一応結末は見てました。ラストバッター西広君の打席は、画面の前で握り拳で応援してましたね。でも奇蹟が起こる筈もなく、西浦夏の大会敗退です。…この辺リアルだよなぁ。
 前回は賢く見えた、栄口くんの「待つ」戦法も、今回は不発。「打つ気のないヤツはすっこんでろ!」とか言われてしまいます。そう言う取り方もあるんだなぁ。いかにも体育会系。
 キャッチャーの基本をこんなに細かく解説してる漫画って、他にきっとありませんよね。怪我の回復の仕方とかも。この、妙に知識が増えるあたりも面白さの一つ。
 さて、三橋も阿部に頼り切っていたことを反省、阿部も三橋を抑えつけていたことを謝りました。阿部も練習に復帰します。モモカンの過去も少しずつ明らかに。「たった一人の野球部員」はどうなったのか。
 巻末、16巻の予告では他の野球部の夏大会の様子も入ってる感じですね。…全何巻になるんだろう;