読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

おおきく振りかぶって 12・13巻  ひくちアサ著  講談社アフタヌーンKC

 変わらずまいさんにお借りしました、まいさんいつもありがとう♪

 5回戦対美丞大狭山高校戦、一回裏西浦の攻撃から。
 西浦の打線はシフトまで敷かれて、思うように繋がらない。反対に二回表、美丞はさらに一点追加して4点差。配給が読まれていることに、三橋の指摘で気が付く阿部とモモカン
 三回から阿部は「首をふる」サインまで決めて相手を翻弄する。三回裏、美丞のシフトや配球の裏をかいて一点返し、さらに四回裏にも一点追加の二点差にまで詰め寄る。だが五回表に美丞が追加点、また三点差に。自分に自信が持てなくなる阿部を、誰よりも三橋は信じていた。

 5回裏から、美丞はピッチャー交代する。立ち上がりが遅い二番手に、3点目、4点目追加。
 だが調子がよくなった6回裏には、三橋のバントミスもあって点は取れない。
 7回表、再び「まっすぐ」を含めた三橋の投球が打たれて来る。美丞倉田がスクイズでホームを狙って阿部と接触、阿部が膝を負傷。代わりに田島がマスクをかぶる。田島の慣れないリードに、三橋が投手の責任を自覚する。7点目を入れられるが4番、5番を打ちとり、チェンジ。
 7回裏、田島はバッティングに集中できず、チャンスをものにできない。
 8回表、モモカンのサインは読まれるが倉田が一塁前で止まってしまうと言うアクシデントもあって何とか無得点で終わり、8回裏は5番花井から。…

 TVアニメのセカンドシーズン製作も決まった『おおふり』。
 モモカンの台詞じゃないけれど、みんな一試合どころか一打席ごとにグングン伸びる。
 今までの試合で調子がいい泉は打ち気に逸り、栄口は心理戦に掛ける。でもこれを田島は天然でやるんだよな~。
 阿部が怪我したことによって田島に頼られ、三橋も成長しています。怪我の功名と言えばそうですが、阿部君、ある意味過保護すぎたんだね(笑)。
 観客席の呂佳を気にする美丞キャッチャー倉田、実力的に二番手の彼がレギュラーにいるにはそれなりに理由がありそうで、どうも不穏な雰囲気です。野球をやめる決意までしてるもんなぁ。
 次巻、美丞大狭山戦決着だそうです。