読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

天才柳沢教授の生活 27・28巻  山下和美著  講談社モーニングKC

 あれ、26巻抜かしたみたいだな;

 理論物理学に置いて行かれた友人・川原崎教授との友情を描いた「ふたり」
 猫になってしまった教授「永遠の一夜」
 長崎ペンギン水族館を訪れた「天才柳沢教授がおじゃまするペンギンの生活」
 タクシー運転手との語らい「一期一会」
 久しぶりに実家に集まった柳沢教授と妹・弟三人兄弟が思い出の本を話す「幸福の王子

 おれおれ詐欺に引っ掛かりかけたヒロミツくんとお母さん、お母さんと古本の話「コンゲーム
 20年前、教授に懐かないまま行方不明になってしまった猫“まろ”のその後「まろ」
 機関車のように突き進み吸収する華子とのんびり独自のペースを持つまもる「月と機関車」
 25年前から発明品“ローリングママ”の開発費をせびりに来る後輩「ローリングパパ」
 教授にそっくりなドンファンはやはり探求者だった「また一人の探求者」
 お母さんの従兄弟・大村篤は定年後、歩散人と名乗って芸術家になっている。華子が懐いているのが教授には不思議で…「子供になれ!」
 
 「一期一会」とか「幸福の王子」とかのお話、好きだな~。教授と話すことで幸せになる素敵。「ふたり」もそうですね、多分ノーベル物理学賞の日本人受賞が話題になった頃に描かれた作品なんでしょうけど、理論が認められなくなった人にスポットライトを当てる発想にはっとしました。
 「幸福の王子」 変わらなかったり変わったり、それを成長と呼ぶのかもしれないけど。
 ペンギンの群れをロシア人の行列に例えるとは(笑)。
 教授のそっくりさんの写真には思わず笑ってしまいました。確かにプレイボーイっぽい!(笑)