読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

天は赤い河のほとり 10~12巻 篠原千絵著 少コミフラワーコミックス

 皇宮にカイル皇子名義で毒入りワインが運び込まれたと言う情報を、ウルスラが手に入れる。阻止しようとしたユーリの目の前で皇帝は暗殺され、殺害容疑はユーリに掛った。八ッティ族の故郷アリンナに、一時身を隠すユーリ。だが皇太后の私兵がアリンナを襲う。逃げるユーリはラムセスに捕まる。ラムセスはユーリを連れてエジプトへ向かい、怒ったカイルが連れ戻しに走る。
 皇帝暗殺犯が捕まらなければユーリへの追手は鎮まらない。ウルスラは自らが犯人だと名乗り出て、黒幕は皇太后だと訴える。結局皇太后までは巻き込めず、ウルスラは絞首刑に。カイルはこの機に乗じて皇太后の私兵を鎮圧し、一気に皇帝まで登りつめる。
 ウルスラの死を利用するカイル達にユーリはついて行けず、カイルとの溝は深まるばかり。今度の機会で日本に帰ろうと決意が固まる
 丁度その頃、ヒッタイトの西からアルザワ国が、東からエジプトが攻め入って来た。後宮に入り込んでいたアルザワのスパイを焙り出した後、ユーリはイシュタルとしてアルザワへの出兵を志願する。…

 ウルスラの死は大きかったですね~。でもこうして見ると、ウルスラはこのエピソードの為のキャラクターだったよなぁ。
 ジュダはまだ黒い水飲んだままなんですよね。ウルヒは片目を失って一応行方不明。…アルザワ国についてるみたいですけど。
 ユーリはアルザワへ、カイルはエジプトへ。次巻へ続きます。