読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

おおきく振りかぶって 22・23巻  ひぐちアサ著  講談社アフタヌーンKC

 秋季大会武蔵野第一高校対西浦高校。
 三橋の「まっすぐ」に翻弄される武蔵野ナイン。キャッチャー秋丸だけは冷静に三橋のストレートの本質を見抜いて他のメンバーにレクチャーする。その姿をみてうち震える榛名。リードにしても、秋丸は榛名の希望を叶えるだけではない組み立ての指示を出してくる。
 5回裏、サードのエラーで西浦一点追加。6回裏、田島も打てなかった榛名の球を花井がホームラン、もう一点追加。
 7回表、「まっすぐ」以外を狙われて武蔵野一点追加。8回表、秋丸のアドバイスで「まっすぐ」が打たれて追加点、逆転されて4対3に。8回裏、さらに西浦も一点、4対4の同点で9回へ。
 9回表、三橋は練習しはじめたばかりのナックルボールを投げて3人で打ちとる。その裏、秋丸の失投もあって阿部がホームへ帰り、西浦はサヨナラ勝ちを収める。
 去り際、榛名にバックスピンこと本当のストレートの習得を勧められる三橋。その必要はない、という阿部との意見の相違はあったものの、モモカンは自分の父親をピッチングコーチに招聘。三橋の「まっすぐ」の正体が明らかになる。…


 練習嫌いで下手くそな秋丸が後輩からも慕われてる、ってのは、榛名の球が取れるからなんでしょうね。その秋丸にやる気が出てきました。秋丸の隙をついての得点が多かった分、これからの武蔵野は手強くなりそうです。榛名好みの組み立て、でもなくなるでしょうし。
 三橋の「まっすぐ」はちゃんと解明できるものだったのね~、本当、凄い。フォーム改造に着手する三橋、これが吉と出るか。無理はするな、と釘を刺されていましたが、どうも三橋君あまり言うこと聞かなさそうな雰囲気です。…大丈夫かなぁ。
 次巻に続きます。