読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

NO.6〔ナンバーシックス〕#8  あさのあつこ著  講談社  2009年

 シリーズ8冊目。
 ネタばれになってるかな、と言っても読んでる人には十分予測がついてたようなネタばれなんですけど、とりあえずすみません。
 
 漸く出会えた沙布は、今や自分も矯正施設を支配するマザーコンピューターの一部であることを説明、紫苑とネズミに施設の破壊を、引いては自分の死を依頼する。承諾するネズミ。紫苑は事態を理解したくなくてネズミを責め、混乱の中、紫苑を庇ったネズミは瀕死の重傷を負う。
 これ以上大切な人を失いたくない。紫苑はネズミを背負ったまま、ダストシュートから脱出を図る。ゴミ集積所にはイヌカシと力河が待っていた。
 一方№6内では、原因不明の奇病に怯えた市民が市庁に押しかけ、政府から武力制圧を受けていた。…

 何かいきなり終息に向けて動き出した感じです。もっと続くと思っていたので何だか意外。まぁ、ここからまだ長いのかもしれませんけど。
 今までの所、昔懐かしのSF漫画をそのまま繰り返し読んでる感じです。さて、どう展開させて終わるのかな。