読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

NO.6〔ナンバーシックス〕#7  あさのあつこ著  講談社  2008年

 シリーズ7冊目。

 矯正施設侵入に成功したネズミと紫苑。旧施設の名残り、古びた通風口などを登って沙布のいる最上階を目指す。途中見た大量の死体に紫苑は感覚が麻痺、ネズミを守るため職員を殺す。負傷しながらも、何かに守られるように、導かれるように辿りついた部屋に、沙布はいた。…

 ベルトコンベアで死体が流れて行くさまは『さよなら銀河鉄道999』を、透明な柱の上に脳が乗っている様子は『サイボーグ009』を思い出しました。
 紫苑は淡々と人を撃ち、撃てた自分に絶望します。代わりに泣いてやるネズミ。…らぶらぶだねぇ(苦笑;)。
 イヌカシと力河は、紫苑とネズミ逃亡補助のため、何かを持って施設の外まで来ている様子。№6内は相変わらずパニックで、軍隊も出動するようです。
 …しかしなかなか話が進まないわねぇ(苦笑;)。