読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

天は赤い河のほとり 1巻 篠原千絵著 少コミフラワーコミックス

 鈴木夕梨は中三のごく普通の女の子。高校受験も終わり、彼氏もできて順風満帆。ところがある日、水溜まりの中から出て来た“手”に引き込まれ、時空を超え、なんと古代ヒッタイト帝国に連れてこられてしまう。首謀者は皇妃・ナディア。自分の息子・第六皇子を王位に据えるため、生贄として夕梨を呼び出したと言う。夕梨の首を斬り血を流そうとするナディアから、危ういところを助けてくれたのが第3皇子カイル・ムルシリだった。自らも高位の神官でもあるカイルもまた、夕梨を元の世界に返せると聞いて、夕梨はカイルの傍へ。その儀式に必要な、自分の着ていた服を取り戻しに皇妃の神殿に向かい、また捕まりそうになる。わが身を犠牲にしてまで夕梨を皇妃から逃がしたのは、夕梨についていた世話係の少年・ティトだった。…

 図書館にあったので借りて来ました。懐かしいな~。
 篠原千絵さんの代表作、と言えばこの作品になりましたね。この作品が出るまでは「それでも篠原さんは『闇のパープル・アイ』が一番面白かったよ」と言ってたんですが、これは私の中で『闇のパープル・アイ』超えました。
 夕梨っては結構勝手な行動取ってたんですね。まぁ現代日本から来た身としては、魔術が息づいてる世界、ってのは理解不可能でしょうし、不用心にもなるわな。
 でもこの作品、殿方に見せる気にはならないんだよな~、何かこっぱずかしくて(苦笑;)。