『マリみて』シリーズ27冊目。バレンタイン企画『お宝探し大会』顛末とその後日談、翌々週のデートまで。
由乃の黄色いカードを見つけたのは因縁深き田沼ちさと、祐巳の紅いカードは瞳子が見つけたことに決定。駐車場にあった志摩子の白いカードは、当日参加者が見つけられなかったことから、不在者チャンスに応募した一年生の井川亜実の所有と言うことになった。
副賞の半日デート、由乃とちさとは、去年の令とちさとのデートをそのままなぞってリベンジ。
志摩子も去年のデートと同様、食料を買い込んで学園へ。白薔薇さまのファンだと言いながらも表情の硬かった亜実と、その友人江守千保との食事を楽しむ。
逆プロポーズ以来、何かと周りが喧しくてゆっくり話もできなかった祐巳と瞳子は、二人で瞳子の祖父の経営する病院へ向かう。祖父の病院の跡を継ぐことを自分の中での最優先事項にしてきた瞳子、周りの気遣いすら煩わしく、親とも不仲になりながらも自分の存在意義に拘った心の内を祐巳に吐露する。何故祖父の跡を継ぐことが瞳子にとって重要だったのか、その理由を知った祐巳は、瞳子と言う妹を手に入れる。…
副賞の半日デート、由乃とちさとは、去年の令とちさとのデートをそのままなぞってリベンジ。
志摩子も去年のデートと同様、食料を買い込んで学園へ。白薔薇さまのファンだと言いながらも表情の硬かった亜実と、その友人江守千保との食事を楽しむ。
逆プロポーズ以来、何かと周りが喧しくてゆっくり話もできなかった祐巳と瞳子は、二人で瞳子の祖父の経営する病院へ向かう。祖父の病院の跡を継ぐことを自分の中での最優先事項にしてきた瞳子、周りの気遣いすら煩わしく、親とも不仲になりながらも自分の存在意義に拘った心の内を祐巳に吐露する。何故祖父の跡を継ぐことが瞳子にとって重要だったのか、その理由を知った祐巳は、瞳子と言う妹を手に入れる。…