読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

鋼の錬金術師 15巻 荒川弘著 少年ガンガンコミックス

 変わらず祥さんからお借りしました、祥さんいつもありがとう♪
 …と言っても祥さん年末まで出張なので、お礼の言葉はすぐには伝わらないのですが(笑)。
 
 借りたその場でカバーを外し、表紙のネタを確認。
 私「クールビズって…。ああ、エドの服の袖がないのか」
 祥さん「アルのふんどしも短いねん」
  
 …爆笑。
 荒川さん、サイコーだぜ!

 15巻はイシュヴァール殲滅戦話。エドリザ・ホークアイ中尉から聞いた過去話。リザの父親とロイ・マスタングの関係、リザの背中の入墨の意味が判明する。傷の男・スカーがウィンリーの両親を殺したいきさつも。
 各地で起こされるイシュヴァール人のテロに隣国アエルゴの影を感じ取り、キング・ブラッドレイ総統はイシュヴァール殲滅を命じる。マルコーはイシュヴァール人を使って賢者の石を作り、「紅蓮の錬金術師」キンブリーに渡す。ロイもヒューズもホークアイも、繰り返す虐殺に心身共に疲弊。アームストロングは心を病み、戦線離脱。投降して来たイシュヴァラ教最高責任者ローグ=ロウは、自分の命と引き替えに殲滅戦の中止を申し出る。ヒューズたちはフェスラー准将を殺してまでブラッドレイとの会見を設定するが、ブラッドレイはそれを一蹴した。瀕死のスカーは、錬金術(練丹術)を研究していた兄から研究書と「破壊」の入墨を施された右腕を託され、恨みに我を忘れて医師のロックベル夫妻を殺す。全てが終わった後、ロイは上を目指す決意をする。…

 予想もしなかった所で泣いてしまいました。本を読んで泣くこと自体は珍しくないのですが、ここで泣くかなぁ、って所で。自分で驚きました。
 「理想を語れよ、ヒューズ」
 「理想を語れなくなったら人間の進化は止まるぞ」
 こう言う言葉を、TVで紡いだ人を覚えている。
 …うん、語ろう。とにかく前だけは向いて行こう。
 リザに背中を託されたロイが、リザに背中を託す。…お見事。

 …しかし、ということは、マスタング大佐はホークアイ中尉のセミヌードを見たんだね。
 おまけの頁も充実してました。…真理の扉をあんなものに例えるか…(笑)。