読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

鋼の錬金術師 23~25巻  荒川弘著  少年ガンガンコミックス

 変わらず祥さんにお借りしました、祥さんいつもありがとう♪

 賢者の石を使って、セリムやキンブリーと相対するアル。マルコー医師やキメラとも連携してキンブリーを倒し、中央(セントラル)へ向かう。残されたセリムは、瀕死のキンブリーを吸収する。
 中央(セントラル)指令本部ではアームスストロング姉弟とスロウスが、地下ではエド一行と人形兵が戦闘を繰り広げていた。ロイ・マスタングエドに加勢し、人形兵を焼き払う。そこでメイ・リンと、人形兵を吸収しながらメイ・リンを追っていたエンヴィーと出会い、ヒューズ准将を殺した真犯人を知る。怒りに任せてエンヴィーを薙ぎ払うロイ。最後の止めを刺すこと思い止まるよう、エドホークアイが説得する。

 アームストロング姉弟にはイズミ夫妻が助っ人に入り、スロウスを倒す。
 キング・ブラッドレイが帰還、ブリッグスのバッカニア大尉やグリード(=リン)、その配下のフーの総力を挙げて傷を負わす。
 エドやロイの前にはキング・ブラッドレイを作った男が現れ、「人柱」の召喚を始める。

 エド、アル、イズミはホーエンハイムを取り込んだ「お父さま」の前に呼び出された。ロイはセリムの人体錬成に無理矢理巻き込まれ、視力を失った上「人柱」として「お父さま」の前に連れ出される。
 堀の中から生還したブラッドレイは、傷の男・スカーと対戦。スカーは左腕に、兄の研究成果・再構築の錬成陣を彫り込んでいた。…

 このあたりはアニメで一足先に見ていましたが、盛り上がりましたね~。
 エンヴィーを追い詰めるロイ・マスタング自死するエンヴィー、「いとまごい」するフー(堀勝之佑さん死んじゃったよ~、とか思ったんだよな~。…だから声優さんで覚えるなよ;)とバッカニア大尉、リンの悲痛な叫び、あんなにもこいねがっていた自分の身体と出会いながら諦めるアルフォンス。
 兄の遺志を受け継ぐスカー、いきなりのヨキの活躍、長い時間をかけた統一したホーエンハイムの「賢者の石」の力や目的、リザ・ホークアイを助けてほっとさせておいてのどんでん返し。
 一つ一つ積み上げて、繋がって行く訳ですよ。凄いなぁ、巧いなぁとしか言いようがない。
 ギャグもいい加減で入りますよね、アームストロング少将と肉屋のカーティスさんがいきなり分かりあったり(笑)。
 主人公たちが手を汚さないのが、いかにも少年漫画だなぁとも思いつつ。次巻が最終ですよね。日蝕の使い方は本当に感動したんだよな~。楽しみです。