今回、ネタばれしてるつもりはないんですが、勘の良い人にはヒントになるかもしれません、すみません;
兵庫県A**市のお屋敷町に、「びっくり館」とあだ名される洋館があった。主人公・永沢三知也は小学校六年生。ひょんなことからそのお屋敷の子供、俊生と友達になる。お祖父さんと二人暮らしの俊生は病弱で、学校も満足に行っていない。昔殺人があったと言う噂のあるその屋敷の中に閉じこもって、かなりお祖父さんから行動を束縛されている様子。館の中に溢れるびっくり箱、二年前に死んだ俊生の姉・梨里香と同じ名を付けられた腹話術人形…。お祖父さんに対する異常を感じた三知也は、クリスマスの夜、友達・湖山あおいと家庭教師のお兄さん・新名努と共にびっくり館を訪ねる。そこには背中を刺されて事切れているお祖父さんの姿があった。…