シリーズ10冊目。第二部完結編。
ネタばれになってるかも、すみません;
オクタヴィア・マナーランドの境遇について、正義がリチャードから聞いた後。
正義とリチャードはスリランカ随一の山岳リゾート地ヌワラエリヤのホテルに呼び出された。ヴィンセントを案内人として、リチャードと別々に宝石関連のクイズを受ける正義。ホテル中駆けずり回った後、オクタヴィアやヴィンセントとゲームに興じることに。慣れない操作に四苦八苦するうち、ヘンリーやジェフリーも到着した。オクタヴィアから聞いたクレアモント家の情報源の名はヘンリーたちには馴染みの者で、黒幕は暴かれたことに動揺も見せず、三兄弟の不甲斐なさを慇懃に罵る。ヘンリーは彼を解雇した後、オクタヴィアを養女として迎え入れる案を提示した。
ヘンリーがクレアモント伯爵家を継ぎ、イギリスで正義がデボラと会った二年後。無事FGA取得した正義は、公務員でも独立した宝石商でもなく、リチャードの専属秘書になりたい、と希望する。…
リチャード、大変だなぁ。正義の行動のあれこれ、天然なんだもんなぁ。跪いて手にキス、ってったら普通プロポーズだよ。かける言葉も危うい危うい(笑)。リチャードには、緊張と緩和が常に隣りにいる訳だ(笑)。
さらりとジェフリーの恋愛沙汰も曝露されました。ああいうお相手がいたのね~。
とりあえず全てハッピーエンドにおさまった感じですね。ここからまたどう話が展開していくのか。
次巻に続きます。