読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

アニメ『BEASTARS ビースターズ』見ました。

 原作が話題になってることは知ってました。第一期も見ていたのですが、そちらはそんなには惹きがなくてですね(すみません;)、すごい設定思い付くなぁ、と世界観の方に目が行ってました。フルCGアニメが苦手なこともちょっとあったかも;

 で、二期ですよ。
 いやもう、キャラクターの魅力爆発! 
 特にルイ先輩!! あの肉食動物のたらしっぷりは何!?(笑)
 第一期では、作中でカリスマと言われながらもその魅力が私には分からなくてですね(すみません;)、いや、えらそーなだけに見えるんですけど、と思ってたら。(いや、それでもシシ組に食われちゃったのか?ってラストは気になりましたが)
 境遇としては堕ちて行ってるのに、何で汚れないんだ?? 有能だってのはマストとしても、覚悟決めてりんとしてるのに危うくて、誇り高く高飛車なのに妙に儚な気で、肉食動物の庇護欲かき立てまくるってさぁ、とにかく愛され度が高い!!
 本能を抑えきれず尻尾振るレゴシもまぁ可愛くって(笑)。丸坊主(?)になったのはまだしも、女装姿には思わず吹き出しました。やっぱり尻尾振ってるし(笑)。ルイ先輩のイライラっぷりにも、イブキの勘違いにも笑わせて頂きました。
 二期から登場のピナも素晴らしくてですね、自分の魅力を十分承知した上の気障、傲慢さ、本質を見抜く聡明さ。梶裕貴さん見事にハマって、お見事としか言いようがない。

 最終話の展開にはド肝抜かれました。あれでルイ先輩の過去と言うかコンプレックスというかにもケリが着いたのかな。でもあまりにも痛い。反対に、レゴシ、よくあれだけで耐えられたなぁ。イブキの献身にも胸が痛くなりました。

 最終話ひとつ前、エンディング曲に繋がる演出には「あっ、これだったのか!」と揺さぶられましたし、最終話の、今度はエンディング曲から始まる展開にも「ああっ!」と搔き立てられました。
 こんなに釘付けになって観るとは思わなかった。
 面白かったです。