読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

ちはやふる 七~十巻 末次由紀著 講談社コミックス 

 定期試験の勉強会を抜け出し、太一の応援に吉野会大会に駆け付ける千早。そこには新も出場していた。太一は三回戦で敗退、千早は新の復活を知って喜ぶ。

 10月、名人位・クィーン位挑戦者決定東日本予選大会。千早は小学生に勝つが、前クイーンの山本由美に負ける。

 11月、名人位・クイーン位東西代表者による挑戦者決定戦。12月、クラスの打ち上げ会を経て1月、名人・クイーン戦。千早たちがBS放送を見守る中、クイーン戦はすっかり体形の変わった若宮詩暢が順調に勝ち取り、名人戦は現名人・周防久志が四連覇する。名人の耳の良さは、千早にも共通する天性のものを自覚させた。

 太一が勝ちに貪欲になり、奏が「読手」を意識しはじめ、4月。

 太一や千早の見た目に引き寄せられた新入生が続々と来て次々と辞める中、残ったのは恋愛バカの花野菫と北海道出身「下の句かるた」経験者の筑波秋博。動機は不純であっても、徐々にかるたの面白さに目覚めていく。

 6月、高校選手権。出たがりの筑波に対し、駒野はチーム全体の参謀として構成を考える。何とかに勝ち上がり、決勝は因縁の相手北央高校。大将に大将が、副将に副将が当たるガチの対戦組み合わせ、読手が北央の卒業生須藤。

 いよいよ決勝戦が始まる。…

 

 かるた強い人ってクセのある人しかいないのか!?

 それぞれに背負ったもの、後悔や目標、野望(笑)、強くなりたい理由が描かれて、半端ない説得力。太一もようやく千早への恋を自覚しました。…なのにSにも目覚めるとは。…ってこれは戦略的に、ですけど(笑)。とにかく運がない太一、そこはかとないお笑いテイスト(©『西洋骨董洋菓子店』)のおかげでしょうか、素直に「頑張れ!」と応援してしまいますね。

 さて、全国大会出場は決まりました。東京都予選の結果は!?

 次巻に続きます。