エマ 3巻 森薫著 エンターブレイン

　汽車の中で知り合ったターシャにスカウトされて、エマはドイツからの移住者・メルダース家に仕えることに。
　慣れない大きな屋敷、大勢の使用人達と一緒に働く戸惑い、異国の言葉。しかしエマの働きは認められる。
　知らぬ間にウィリアムの母親と出会う程に。…

　ウィリアムは仕事に邁進しています。最後に全てを捨てるために。でももててるのよねぇ。
　エマは奥様のお供で再びロンドンに戻ることになりそうです。ふっ切ったつもりの思いは、まだ心に残ったまま。同じ使用人のハンスが、エマを気にかけています。
　次巻に続きます。