読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

星守る犬 村上たかし著 双葉社 2009年

 とある原野で、朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月――。この時間差が意味するものとは?
 …それは哀しくも愉快な一人と一頭の、残されたわずかな“生”を生き抜く旅の終着点――。
                                          (紹介文より)

 遺体の身元を追うケースワーカー奥津が、自分と飼い犬との半生も振り返る『日輪草』も収録。


 これは泣くしかないなぁ。
 で、こういうのは、やっぱり柴とか秋田とか、和犬テイストの方がしっくりくるんだよなぁ。
 犬の愛情は一途で見返りがなくて、自分が糺される思いがする。