石野晶、2作目。
美しく奔放な従妹の冬子に、隼人は高校生に至る今まで悩まされていた。冬子は友達を作らず、隼人が親しい友人を作れば恋を仕掛けて奪い捨てる。そんな冬子が初めて連れて来た女友達が美鳥だった。だが隼人の目前で、美鳥はドッペルゲンガーを見たと言って倒れる。美鳥は幼少の頃の記憶がなく、「ドッペルゲンガー」はそれに関係あるらしい。
喪った命と絶望の記憶に苛まれる少年少女が出会うとき、幼い心に刻まれた罪の時間が動き出す。それぞれが抱える過去とは。…
(裏表紙の紹介文に少し付け足しました)
喪った命と絶望の記憶に苛まれる少年少女が出会うとき、幼い心に刻まれた罪の時間が動き出す。それぞれが抱える過去とは。…
(裏表紙の紹介文に少し付け足しました)