読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

彩雲国物語~想いは遙かなる茶都へ~ 雪乃紗衣著/由羅カイリイラスト 角川ビーンズ文庫 2004年

 彩雲国シリーズ第四弾。
 秀麗は影月とともに茶州州牧に任命される。茶州は地方豪族・茶家が幅を利かせ私腹を肥やしている、中央官吏がお手上げ状態のお土地柄。秀麗たち一行はこっそり州都に入ろうとするが、茶家に見つかり、秀麗ただ一人、初めての土地ではぐれてしまう。秀麗は名前と身分を偽り、とある商隊の下働きに潜り込んで旅を続ける。…
 …だんだん主人公モテモテになって来ました(笑)。いや、劉輝とハッピーエンドになるんだろうけど、もしこれで静蘭とくっついたりしたらちょっとすごいぞ(笑)
 今まで謎だった国試第二席合格者がようやく登場。あの人、研修期間どうやって過ごしたのかしら。
 多分、私だけが気になることなんでしょうが。登場人物の一人が「君は矜持が高いから」と言い、別の人物も「お前は矜持が高いから」と言い、地の文でも「矜持が高い」と表現する(これ、蔵王大志さんも似たようなことしてた覚えがあるんですが・笑)。…ええと、キャラクター毎に別の言葉にしませんか? 「プライドが高い」は世界観からしてちょっとなんだけど「誇り高い」「意地っ張り」「甘え下手」etc‥(←きっとこれでも意味は通る・笑)