その日、刑事が訪れたのは著名な詩人の豪邸。≪スオミ≫が昨日から行方不明だという。スオミとは詩人の妻で、そして刑事の元妻。
刑事は、すぐに正式な捜査を開始すべきだと主張するが、詩人は「大ごとにするな」と言って聞かない。やがて屋敷に続々と集まってくる、スオミの過去を知る男たち。
誰が一番スオミを愛していたのか。誰が一番スオミに愛されていたのか。
スオミの安否そっちのけで、男たちは熱く語り合う。だが不思議なことに、彼らの思い出の中のスオミは、見た目も、性格も、まるで別人…。
スオミはどこへ消えたのか。スオミとは一体、何者なのか。
この秋、三谷幸喜 真骨頂! 極上ミステリー・コメディの幕が上がる――!
(HPより)
私にしては珍しく、公開早々に見てきました。
長澤まさみさん七変化、ただ私は宮沢エマさんの方が気になりました(笑)。二度目の登場で「えええええ―――――!?」(笑)、それ以来ずっと、この人一体何者??ってなもんで。
お話としては面白く見たんですが、何しろ長澤さんが生命力に溢れてて、その分 西島秀俊さん演じる刑事の妻だった頃、自分の意思を主張しきれず流される「デキない」女の役にどうも違和感があって、そりゃばりばり車運転して車庫入れも一発、って方がハマってましたよねぇ。…という感覚にどうも覚えがあって、記憶を探ってみたら、三谷さん演出の舞台『櫻の園』でのラネーフスカヤ夫人を演じた浅丘ルリ子さんだったのでした。あの舞台のラネーフスカヤ夫人も、男に依存するような女性に見えなかったんでしたよ。
ラスト、健康美としかいいようのないおみ足を惜しげもなく披露する長澤さん、あのスーツは長澤さんしか着こなせないだろうなぁ。
エピローグ的なものが長いのも三谷作品の特徴ですね、『ラジオの時間』でもそれは思ったなぁ。もっとあっさりばっさり切り上げればいいのにって。
で、エンドロール。数字付きの配役(笑)、山寺宏一さんの名前。……山寺さん、どこ出てたの!? 何の声で!?
今回 予告のナレーション山寺さんじゃないんだな、と思ってたんですよ、本編出てたなんて。気づかなかったぜ、不覚;