螺旋プロジェクト原始篇。
「いいか、島でのこと、だれにも話してはいけない」
“死”を知らない海の民の少年オトガイ。ある日、父から恐ろしい役目を引き継いだ。生贄の運命を逃れた少女、火葬をする山の民の出現……のどかな日々を、望まぬ争いと喪失が激変させる。
遠く懐かしい原始の声が届く、どこにもなかった物語。 (帯文より)
この作者の作品を読むのは初めてです。
読み始めてすぐ、何だか懐かしい感覚に襲われました。そう、こういうの、日本ファンタジーノベル受賞作品を読んだ時によく味わったよなぁ。
と言う訳で、「どこにもなかった物語」とは思わなかったんですが(爆!)、まぁこんなもんかなぁ、と(←かなり上から;)。覚えのある言葉、単語が出てくるたび懐かしかったです。さて、次は古代だな。