読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

ヘタリア Axia Pawers  日丸屋秀和著  幻冬舎コミックス

 これもまいさんにお借りしました。まいさん守備範囲広いなぁ、どうもありがとう♪ 

 「イタリア軍は砂漠でパスタを茹でていた」
 遊び好きで女好きで逃げ足の速いヘタレ、だけど愛すべきイタリア!
 “彼”と、世界の愉快な仲間たちが繰り広げる抱腹絶倒シニカルギャグ!
 
 …なんだそうで。 
 主に第一次・第二次世界大戦時代を中心に各国を擬人化、その時の状況を判りやすく説明(?)。
 後半は神聖ローマ帝国の内紛やアメリカ独立戦争、などなどのエピソードを収録。

 小中高とずっと公立学校に通い続けた私は、ご多聞に漏れず、明治維新以降の歴史にとにかく疎い。
 じゃあそれ以前は明るいのか、って言うとそれはそれなのですが、でもまぁ以降よりはマシってことで(←こらこら・笑)。
 これ読んでたら授業も楽しかったかもなぁ。日独伊三国連盟とか言いながらイタリアの影がとんと薄かった理由が判りました(←本当かよ!?・笑)。本当にこんなに緊張感の無い国なのかなぁ。
 「カナダ発見」とかも言われてるのね~。ヨーロッパ史では「日本発見」とか書かれてるんだよ、と当時高校の先生から教えて貰ったことを思い出しました。失礼な話だよ、全く(苦笑;)。
 「ロシアの呪いは18年後」とか「フランスはことごとく負けてるくせに態度でかい」とか可笑しかった~(笑)。
 節約するところとお金や手間隙をかける所をしっかり分けてるオーストリア、素敵(笑)。
 アメリカ独立戦争のくだりは、少々ほろっと来てしまいました。
 ただね、絵がね、あまりお上手ではない…と言うか、丁寧ではない、と言うか。カラーページはよかったのですが、登場人物増えるにつれキャラクター(国)の区別がつかず; しんどくなって途中で一旦休止しました;; まいさんから「一気に読むのよ!」とアドバイスを受け、「そうか、一気に読むのか!」と一気に読もうとしたんですが、やはり一回目と同じような場所で「今日はここまでにしといたらぁ」。…図らずも自分の限界に気付いてしまいましたね(笑)。
 しかし、アメリカが眼鏡男子、ってのは納得行かんわ。