ネタバレになってるかも、すみません;
母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はっこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。エマとノーマンは、里親に引き取られたはずのコニーの死体を目撃してしまう。孤児院の子供たちは、「鬼」に喰われる食用人間として育てられていたのだ。
孤児院からの逃亡を計画する二人。二人の異変に気づいたレイも仲間に加わるが、レイは自分たち三人だけの脱走を提案。しかしエマは「全員での逃走」にこだわる。
ママ イザベラの目を盗んで、自分たちの境遇を確認していく三人。自分たちに埋められた発信器、周囲に張り巡らされた壁を登るためのロープの準備、「外」の世界を探る情報の入手。そして明らかになった内通者の存在とその正体。
新たに仲間に加えたドンとギルダは、ハウス内の秘密のの部屋に忍び込もうと考えていた。新しい情報は得られるのか。…
(裏表紙の紹介文に付け足しました)
アニメの方は見ていたのですが、漫画は読んでいませんでした。
今回読み始めて、絵の巧さに驚きました。デフォルメ具合がとにかく上手い。原作者はどこまで絵に関わっているのかしら、ネーム状態で渡しているのか、それとも文章だけなのか。多用される魚眼レンズで撮ったかのような構図、エマたちが閉じ込められている小さな世界を象徴しているよう。それで言うと、初っ端に「鬼ごっこ」って言葉も出て来るし。
後から出て来る事実が矛盾しない展開の見事さ。行き当たりばったりさが本当にない。
新たに加わった監視人 シスター・クローネはママと一枚岩ではなく、かえって情報源として利用できそうです。図書室にあるウィリアム・ミネルヴァの本、彼が伝えようとしていることは。
次巻に続きます。