シリーズ10冊目。
スコットランド エジンバラへ着いた四兄弟は人喰石(サルコファゴス)を操る石使いの女や小早川奈津子に襲われながらも、現地で知り合ったマクシェーン老人の案内でロンドンへ。
ロンドンでは大英博物館やシャーロック・ホームズ博物館、自然史博物館等を満喫。ランバート・クラーク邸には小早川奈津子を誘導しながら乗り込んだ。ランバートは小早川奈津子の規格外のしぶとさに調子を狂わされ、人型を維持できずミノタウルスの姿に。
場所を移してロンドン塔で小早川奈津子と再会、一旦 退いたミノタウロスは、部下に襲われたことを切っ掛けに 80メートル級の巨大な怪物となって四兄弟の前に現れた。
テムズ河口での竜との激戦の末、ミノタウロスの口から人頭蛇神の神 共工が飛び出した。四竜は牛種の真の手先を知り、報復を果たす。
四竜はそのまま日本へ向かう。途中、香港から日本へ船で向かっていた茉理たちを拾い琵琶湖へ着水、京都の共和学院の寮へ戻った。小早川奈津子も ロンドンに滞在していた元首相をお供に、日本を目指す。…
この巻も読んでましたね、大英博物館についての見解は覚えがありました。歴史的遺物を前にした始の容赦なさっぷりが可笑しい(笑)。ただ、マクシェーン老人は全く忘れてましたね、「いい人が実は敵だった」的な描かれ方って珍しいのに。
ランバートの牛頭人身の姿に、さすがに四人姉妹も愛想を尽かすした様子、50億人殺害計画は白紙となりました。…でも一旦起こった紛争等々を収めるのは大変そうです。それにしても終盤に巨大化、って戦隊ヒーローの展開だよなぁ(笑)。
さて、皆揃って日本に帰って来ました。次巻に続きます。