読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

「羽生結弦 10年間の軌跡~NHK杯フィギュア~」見ました。

 私はフィギュアスケート競技が好きです。と言っても見るのはTV中継だけのなんちゃってファンなんですが。特定の選手のファンでもありません。

 個人的には陽性の、ネイサン・チェンやキーガン・メッシングのような、明るくて楽しい滑りが好き。だから高橋大輔選手のマイベストプログラムは『白鳥の湖』だし、織田信成選手に至ってはエキシビジョンの『スーパーマリオブラザーズ』なんですよね。羽生選手の作品は、エレガントでドラマチック、悲愴感さえ漂う滑ってくる感じ。基本的な好みからは外れます。『パリの散歩道』は「わ、かっこい――――――――!!!」ってミーハーに騒ぐんですけど。

 で、この番組見ました。
 やっぱり凄いんだよなぁ、羽生選手。見ると惹き込まれてしまう。気が付くと息詰めてる。

 昔から羽生選手を追っていた人なんか、「終盤スピンで尻餅着くほど体力のなかった子が こんなに立派になって…」って親戚のおばさんみたいになっちゃうんだろうなぁ。

 そうそう、そういえば「ファンタジーオンアイス2019神戸」TV放送されたのを見た時。オープニングで『残酷な天使のテーゼ』でみんな一斉に滑ってたんですが、演者皆さんが満面の笑顔で踊る中、羽生選手だけが鬼気迫る表情で踊ってて、流石曲の解釈が違う、と芸術点の差の一端を見た思いがしたのでしたよ。