読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

デルフィニア戦記8~風塵の群雄 茅田砂胡著 中央公論社 1995年

 デルフィニア国はタンガ国の侵入を退け、国境のタウ山をそこに住む山賊ごと領土に引き入れる。山賊の頭領はデルフィニア王ウォルの器量を信頼し、タウ山では銀が採れることを打ち明ける。ウォルはその情報を敵国に流し、国境侵犯させようとたくらむ。…
 あとはエンドーヴァー夫人とラモナ騎士団長ナシアスとの恋愛とか、男装の麗人ロザモンド侯爵とバルロ公爵との縁談とか、シェラが男だと気付いたシャーミアンが剣を抜いて、それを止めようとしたイヴンの腕を斬りつけ、王妃リィが不可思議な力でその傷を治したりとか。
物語としては一休み、ってところですね。