本編の後日談、前日談等を描いた短編集。
東京で、看板職人の職を得た百合香と淳一との生活を描いたTRACK1.
中学生になった千太郎の弟・康太の、律子への淡い恋心を描くTRACK2.
戦中、律子の父親・勉とジャズ、ベースとの出会いを描いたTRACK3.
行方を眩ませた後、千太郎が海辺の町で出会った子供の心を、ドラムで開いて行くTRACK4.
本編後、島を訪ねてきた淳一。薫、千太郎、律子のその後を描くTRACK5.
TRACK4の髪を伸ばした千太郎には「…誰??」でしたよ(笑)。大家族が似合う、と言われながらも神父と言う道を選んだ千太郎。ということは、千太郎は誰とも結婚せず、子供も作らない、ということなんでしょうか。TRACK5の律子のお腹に語りかける場面には、やはりじーんと来るものがありました。
最後、島の集会所に置かれたピアノとドラムに触る少年二人。ドラマは引き継がれて行くんですね。
最後、島の集会所に置かれたピアノとドラムに触る少年二人。ドラマは引き継がれて行くんですね。