元ロシア語通訳者・
米原万里さんが「笑い」の仕組みを分類、整理。例を挙げて説明したもの。
桂枝雀師匠は緊張と緩和、って言ってましたっけ。
前提条件とオチとの落差、話す順番、
発想の転換の方法等々ありましたが、構造の解説云々よりも例として挙げられている小咄が面白くて、それを楽しみました。間にちくりと政治批判など入るのが
米原さんらしい所。旧日本軍の残して行った毒ガス兵器が今でも掘り起こされるている中国では、日本の動向一つ一つが驚異であること、
ブッシュ大統領に対する皮肉。…やっぱり惜しい人を亡くしたなぁ。