地方領主グラハム卿に囚らえられた国王ウォルはパラスト国に引き渡される。タウ山の金鉱脈の在処を言うよう拷問された上、公開処刑が決まる。同じく捕虜となったラモナ騎士団長ナシアスは裏切った振りをして国王を救おうとする。処刑場でウォルが獅子に喰われる寸前を王妃リィが救出、勢いを盛り返したデルフィニア軍はパラスト・タンガ両国に勝利する。…
おーい、展開遅くなってませんか、気のせいかしら? 前巻で国王を救うべく消えたリィが、10巻の半分過ぎても出てきません。どうしたのかと思ったよ(笑)。リィの生まれ育った異世界の様子がちらっと出て来ます。最終的にリィは帰れるってことだね。