読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

「スタ☆メン」見ました。

 これも今更、なんですけど。ゲストが三谷幸喜さん、って言ったらもう見るしかないじゃない?(笑)
 太田さんと言う人はどうしてあんなに不器用なんだろう。もう芸になってるなあ(笑)。三谷さんは三谷さんで不器用な自分を演出してるし、田中さんは世間一般を背負ってる感じ。大変だろうなあ(笑)
 番組後半、いわゆる株式投資家の話になりました。株売買してみたいか、という問いに太田氏曰く「俺らがしてみたいわけないじゃないか」
競馬に例えれば自分達はジョッキーな訳で、優秀なジョッキーにはなりたいけれど(つまりドラマを作る方ですね)賭ける方にはなりたくない。
 …何だか改めて自覚してしまいました。
 そうか、やっぱり私はクリエイターではないんだ。
 友人が以前トレーダーについて「人の上前を跳ねてる感じで好きになれない」みたいな発言をしていました。藤原伊織氏も作品中で登場人物にそんなセリフ言わせてたし、それはそれで十分理解できる意見なんだけど、何故か私自身は「投資」にそんなに抵抗がない。この意識の差はどこから来るのかな、と思ってました。それが、わかりました。
 私はクリエイターになれませんでした。なれたら良かったんだけど、なれなかった。
 そして、鑑賞者になりました。
 面白い作品を作る人がいたら人に勧めます。勧めた人も読んだり見たりしてくれて、「面白い」と言ってくれたら凄く嬉しい。「青田買い」じゃないけれど、前々から目を付けていた人がベストセラー出したり大物になったりすると「ほらね」とほくそ笑みます。
 これは、「投資」です。この株はきっと上がるな、と判断している。
 作品等が面白くなくなったら「あれは見なくていい」「価値は落ちた」と手を引いている。
 …成程、嫌悪感が無いはずだ。
 去年、岡田斗司夫氏が提唱していた「プチクリ」ってこういうことも指すのかなぁ。
 しかし、こういう考えをまとめるのに2日間もかかってる、ってどうよ(笑)
 俊敏さが欲しいなあ。