読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

Wイシダ朗読劇『USHIROMUKI』大阪公演に行って来ました。

 Wイシダ朗読劇『USHIROMUKI』大阪公演に行って来ました。漫才師NON STYLE石田明さんと声優の石田彰さんが出演する朗読劇。私は5月19日(日)夜の部 TTホールにての千秋楽公演の観劇です。
 今回は友人まいさんと一緒です、まいさんお付き合いありがとう♪

 ゲームやアニメオタクで引きこもり、自分に自信の持てない新原実(石田彰)は、とある婚活パーティに参加するよう強要される。二泊三日の瀬戸内海豪華クルーズ、依頼主はイベントの主催者新原誠(石田明)。同姓同名を利用して実を自分の囮に仕立て上げ、脅迫状を送って来た人物を焙り出そうというのだ。
 強引で強気な性格の誠に振り回される実。だが一方、誠も実の頑固さに音を上げる一面も。やがて、実は一人の女性に恋をする。誠もまた、同じ女性に強く惹かれるが、その女性田中恭子(宮澤竹美)は、実と誠、どちらにも思わせぶりな態度を取る。
 彼女を信じる実、疑う誠。恭子の真意はどこにあるのか。…


 メインお二人の他に田中恭子役で宮澤竹美さん、映像のみですがカラテカの入江さんとレイザーラモンHGさんも参加。…結構吉本色出てました(笑)。
 二段構えのどんでん返し、最初の真相で「あれ、でもそしたら『シマムラの服』とかって台詞は…??」と思ってたら、もう一捻りありましたね。
 巡り巡って、何度も同じ人に心惹かれ、恋をする。例え自分がどんな状態になっても。ええ、泣かせて頂きました。

 終演後、三度のカーテンコールに呼び出されたお三人さん。色々裏話もして下さいました。
 千秋楽、ノンスタの石田明さんがかなりアドリブぶち込まれたようで、
石田彰さん「これがM-1チャンピオンの力か、と…」「僕は井上さんじゃないから、受け止めきれません!」
石田明さん「『土』って言葉から『砂』も入れたくなって」「『砂』…『砂漠の我愛羅』」
     「どこかで十神白夜も入れたかった」
 石田彰さんの代表作オンパレードですね、あんまり入れ過ぎたら世界観が壊れる、と必死で自重したそうです。
 お三人さんそれぞれがそれぞれを尊重し、引き立てる言動
石田彰さん「最後、二人で一緒に言う台詞も石田(明)さんがあわせて下さって」
石田明さん「分かり易いように息を大きく吸って下さってたんですよ」
石田彰さん「客席から見えないんですけど、宮澤さんがにっこり笑って下さって…」
石田明さん「後ろ側からの映像も見て欲しかったですね」
 かと思うと
石田彰さん「次は井上さんとやります!」
石田明さん「そしたら僕、声優の井上(和彦)さんとやります!!」
 沸き上がった歓声に石田彰さん多少傷ついた様子(笑)、「そりゃ、ニャンコ先生にはねぇ」
 …で、また和彦さん、そういう企画嬉々として受けそうなんだよな(笑)。
 いや、歓声の差は純粋に、井上和彦さんとノンスタ井上裕介さんとの人気の差ではないかと。…と何気に失礼なことを;; いや、この芝居見に来るようなファン層限定で(苦笑;)。
 お知り合いに「喜劇じゃないの?」と訊かれたという石田彰さん、石田明さんは石田明さんで「寄せたな」と言われたとか。第二弾、第三弾もやりたいと仰ってて、「ヨシモトが舌なめずりしてます!」
 「そのためにはグッズの購入を!」「このグッズ、(公演が)終わったら『在庫』になります!」
 この言葉のセンス!(笑)
 この芝居にしても、反対の役でやったら面白いかも、との石田明さんの言葉に石田彰さん「僕もそう思いました」
 …私もそう思ってました!(笑)
 石田明さん、劇中の「薄紫のワンピース」の台詞に「初号機カラーの」のアドリブを入れたくて必死で堪えてたとか。

 再度のカーテンコールでスタンディングオベーション。また次の公演もあるのかな、あってほしいな。
 ヨシモトさん、ドル箱見つけたんですよね、宜しくお願いします(笑)。