出生の秘密をかかえる青年は自らの体から芳香が漂い、競争心を燃やし調香に熱心な宮とともに、薫中将、匂宮と呼ばれていました。
ひっそりと宇治で暮らす二人の姫君との出会いは、二人の若者を思いがけない恋の淵へ導くのでした。
宇治十帖は多分、高校生の頃与謝野晶子訳で読んだっきりです。大和和紀著『あさきゆめみし』はまだ連載そこまで行ってなくて、現代語訳で先行した感じ。本当にざっくりとした粗筋しか覚えていなくて、今回も登場人物把握するのにすら戸惑いました。…ええと、誰が誰の息子で、娘だったっけ??(←そこから??・笑)
ひっそりと宇治で暮らす二人の姫君との出会いは、二人の若者を思いがけない恋の淵へ導くのでした。
(折り返し紹介文より)
源氏物語 宇治十帖を荻原規子さんが現代語訳したシリーズ第二弾。宇治十帖は多分、高校生の頃与謝野晶子訳で読んだっきりです。大和和紀著『あさきゆめみし』はまだ連載そこまで行ってなくて、現代語訳で先行した感じ。本当にざっくりとした粗筋しか覚えていなくて、今回も登場人物把握するのにすら戸惑いました。…ええと、誰が誰の息子で、娘だったっけ??(←そこから??・笑)
もういない人を求める、というのは源氏物語根幹のテーマですね。誰も幸せにならないのに、もうどうしようもない。今にして思うと、大君もあんなにも薫を拒否しなくてもよかったんでは、でも、中の君は結婚を後悔してるしなぁ;
それにしても、自分の居場所が匂いでばれる、って凄いなぁ。芳香なのかもしれないけど、体臭ってことだもんなぁ。
薫はまた彼の人の面影を追い求めて別の人(浮橋)に目を着けます。…だから、誰も幸せにならないって;;
下巻に続きます。
それにしても、自分の居場所が匂いでばれる、って凄いなぁ。芳香なのかもしれないけど、体臭ってことだもんなぁ。
薫はまた彼の人の面影を追い求めて別の人(浮橋)に目を着けます。…だから、誰も幸せにならないって;;
下巻に続きます。