ネタばれになってるかも、すみません;
夫の転勤に伴う東京生活に馴染めずにいた笹倉果歩は、ある日幼馴染の平岩敏明と再会する。彼の家に招かれ平岩の妻や祖母と交流をしていく中で果歩の心は癒されていくが、平岩家にはおかしなことがあった。さあああという不快な音、部屋の隅に散る不気味な砂。怪異の存在を訴える果歩に対して、平岩は異常はないと断言する。
一方、平岩家を監視する一人の男。彼はあの家に関わったせいで、砂が「ザリザリ」といいながら脳を侵食する感覚に悩まされていた。果たして本当に、平岩家に怪異は存在するのか――
二つの視点から描かれる家、肝は時間軸だよな、というのは結構早い段階で気が付きまして。で、ああ、ここだったか、と思うんですよ、ちょっとカタルシス(笑)。
犬好きは必見ですね、銀可愛いし健気。伏線になってるとは思いませんでした。
連想したのは昔見た特撮物のTVドラマ、ウルトラシリーズのどれかだった気がするのですが、ビルだったかが沈んで行く話があったような…。砂が流れる階段を、レスキューかなんかの人がざざざ、と降りて行ってたのが妙に頭に残ってて。あれ何の話だったのかなぁ。
一方、平岩家を監視する一人の男。彼はあの家に関わったせいで、砂が「ザリザリ」といいながら脳を侵食する感覚に悩まされていた。果たして本当に、平岩家に怪異は存在するのか――
(帯文より)
比嘉琴子の幼少時代がちらっと明らかになる一冊。二つの視点から描かれる家、肝は時間軸だよな、というのは結構早い段階で気が付きまして。で、ああ、ここだったか、と思うんですよ、ちょっとカタルシス(笑)。
犬好きは必見ですね、銀可愛いし健気。伏線になってるとは思いませんでした。
連想したのは昔見た特撮物のTVドラマ、ウルトラシリーズのどれかだった気がするのですが、ビルだったかが沈んで行く話があったような…。砂が流れる階段を、レスキューかなんかの人がざざざ、と降りて行ってたのが妙に頭に残ってて。あれ何の話だったのかなぁ。