コロボックル物語、5冊目。1967年から1972年までに発表されたものをまとめた短編集。
トコちゃん ばったにのる
秋祭り、コロボックルたちはばったに乗ります。トコも自分の乗るばったを捕まえるため、妹のチョコと原っぱに出かけます。
秋祭り、コロボックルたちはばったに乗ります。トコも自分の乗るばったを捕まえるため、妹のチョコと原っぱに出かけます。
コロボックル ふねにのる
トコは人間の作ったささぶねを見つけました。トコはそのふねで、池に漕ぎ出します。
トコは人間の作ったささぶねを見つけました。トコはそのふねで、池に漕ぎ出します。
そりにのったトコちゃん
雪の積もった日、つばきの葉を使ってそり遊びをするトコ。でもうっかりして、雪だるまの中に埋もれてしまいます。助けてくれたのは、そりにのせてあげなかったキキとチョコでした。
雪の積もった日、つばきの葉を使ってそり遊びをするトコ。でもうっかりして、雪だるまの中に埋もれてしまいます。助けてくれたのは、そりにのせてあげなかったキキとチョコでした。
コロボックルとその友だち
ヒノキノヒコのかくれ家
大工のクラさんは腕のいい「カツ大工」。はじめ「人間なんて」と思っていたヒノキノヒコのトギヤも一目置くほどの腕をもっている。
ヒノキノヒコのかくれ家
大工のクラさんは腕のいい「カツ大工」。はじめ「人間なんて」と思っていたヒノキノヒコのトギヤも一目置くほどの腕をもっている。
へんな子
図書館に勤める松山正子は、小さい頃から「へんな子」と言われていた。コロボックルの世界でも「へんな子」と呼ばれていた女の子マツノヒメことツクシは、自分の知識欲を満たすため、正子の前に姿を現す。…
図書館に勤める松山正子は、小さい頃から「へんな子」と言われていた。コロボックルの世界でも「へんな子」と呼ばれていた女の子マツノヒメことツクシは、自分の知識欲を満たすため、正子の前に姿を現す。…
うん、やっぱりコロボックル物語と銘打ちながらも「焦点はどこだろう」的な作品もちらほら。
時代が経っているせいか、挿絵が随分変わっている、繊細になっている感じ。この挿絵がなかったら、このシリーズのイメージも随分違ってたでしょうね。
コロボックルの子供たちの日常が描かれているのが楽しかったです。
時代が経っているせいか、挿絵が随分変わっている、繊細になっている感じ。この挿絵がなかったら、このシリーズのイメージも随分違ってたでしょうね。
コロボックルの子供たちの日常が描かれているのが楽しかったです。