読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

「お金」って、なんだろう? 僕らはいつまで「円」を使い続けるのか? 山形浩生 岡田斗司夫FREEex著 光文社新書 2014年

 「お金」なんてやめちゃったほうが、社会はうまく回るんじゃないか――?
 「日銀の存在は憲法違反?」「金利はどうやって決められている?」「通貨を発行する権利があるのは、なぜ国家だけなのか?」「経済政策の7割はムダ!?」「お金がなくても生活レベルは上げられる?」
 貨幣経済社会に懐疑的な岡田斗司夫と、途上国の経済援助にも携わる評論家・山形浩生。二人の対話を通して、「お金の本質」をわかりやすく解き明かす。              (表紙見返しの紹介文より)


 こういう本は読んでる間はふんふん、成程、と思うんですが、読み終わった後にはほとんど何も覚えてないという…(←こらこら)。
 植民地支配は結局無駄の方が多くて、経済援助をして自立した国とまともに取引した方がいい、というのは新鮮でしたね~。でも経済援助してもしただけ、それに甘える国も出てきたとか。…アジアは勤勉なんだねぇ(苦笑;)。
 「お金」にも「評価」にも価値を見出さない人々。確かに、時間は取り返しがつかない、一番貴重なものかもしれませんね。