読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

坂道のアポロン Ⅰ~5巻 小玉ユキ著 flowersフラワーコミックスα

 1960年代後半、九州にてジャズに魅せられた高校生たちの青春群像劇。
 高校一年の初夏から二年の初冬まで。

 1966年初夏、横須賀から九州の高校に転入した西見薫。幼い頃から転校の繰り返しで、学校は苦痛の場所でしかない。しかも叔母の家に居候、という家にも居場所がない肩身の狭い状況。唯一息のつける屋上に逃げようとした所で、薫は川渕千太郎と出会う。
 寝惚けて薫を天使と見間違う千太郎。彼と彼の演奏するジャズドラム、千太郎の幼馴染みでレコード屋の娘・迎律子や東京の大学に通いジャズトランペットを吹く桂木淳一と出会うことで、薫の高校生活は思わぬ方向に変わって行く。
 薫は律子に恋をするが、律子は千太郎に思いを寄せている。千太郎は夏の日、海岸で出会った年上の令嬢・深堀百合香に一目ぼれ。だが百合香は、外国人バーでクリスマスにトランペットを演奏する淳一を見て強く惹かれる。
 複雑な思いを抱える薫のわだかまりを解くのは、いつも千太郎だった。捨て子だった自分の生い立ちを語り、律子との仲を取りなし、薫が幼い頃別れた母親と会いに行くのも後押しする。薫にとって、大切な友人となる千太郎。だが仙太郎は、文化祭で別のクラスメイトと、ロックバンドを組むと言い始めた。
 そして文化祭当日。アンプが切れて演奏できなくなったロックバンドに代わり、急遽ピアノを弾く薫。千太郎とのセッションは、鬱屈を吹き飛ばすに十分だった。
 一方、淳一は大学闘争に巻き込まれ、疲れ果てて帰って来た。その淳一のアパートの部屋に百合香の姿を見て、千太郎は自分の恋の終わりを知る。…


 アニメの方は見ていました。だから覚えている場面も多々あったのですが、すっかり忘れていることも多くてですね;; 特に劇中に出て来るジャズナンバーに関しては、「…どんな曲だったっけ…?」(←おいおい;)と改めて検索かけましてですね;; 御親切にも、アニメの場面をそのままアップして下さってる方もいらっしゃいました。ありがたいことでございます;(←本当にこらこら;)
 そうか、アニメでは演奏で語る、みたいな感じになっていたんですね。漫画の方では演奏時の薫の心情や何かも語られていて、これはこれで分かり易いなぁ、と。文化祭で盛り上がって仲直りしていくシーンとか、本当に見せ方が上手い。で、何か薫くんが色っぽいんですよね~。
 律子の心は段々薫に靡いて行っています。次巻に続きます。