朝日新聞での連載分を、母が全部置いていまして。私が『荒神絵巻』を読む前に全てチェックして、「順番随分変わってたよ」「こことここの絵が連載にはなかった分」「新聞では白黒で分かんなかったんだけど、実はここの山が燃えていたらしいわ」と逐一報告してくれました。…お母さん、暇だったのかしら;;
とはいえ、連載時に挿絵も随分楽しみにしていたのは事実。「この時着ていた着物を、ここで干してるのよ」「朱音さん、この着物よく着てたのよね」。…そう、細かい所まで繋がってて楽しかったのよ。
今回改めて挿絵を眺めて、色合いが鮮やかなことに驚きました。誌上でもカラーで載っていたことはあったんですが、何しろ刷られていたのが新聞紙、もっと渋い色合いに映っていたので。でもそれはそれで綺麗だったので、これは新聞紙に刷られる、ということを意識した上での配色だったんだろうなぁ。
後、二枚一組になっていたんだ、という絵があったのも楽しかった。これは一冊にまとまってないと気が付かなかったなあ。同じ構図で対比されていたり、実は上下二分割されていた絵だったり。いかにも和綴じな装丁も嬉しい。
とはいえ、連載時に挿絵も随分楽しみにしていたのは事実。「この時着ていた着物を、ここで干してるのよ」「朱音さん、この着物よく着てたのよね」。…そう、細かい所まで繋がってて楽しかったのよ。
今回改めて挿絵を眺めて、色合いが鮮やかなことに驚きました。誌上でもカラーで載っていたことはあったんですが、何しろ刷られていたのが新聞紙、もっと渋い色合いに映っていたので。でもそれはそれで綺麗だったので、これは新聞紙に刷られる、ということを意識した上での配色だったんだろうなぁ。
後、二枚一組になっていたんだ、という絵があったのも楽しかった。これは一冊にまとまってないと気が付かなかったなあ。同じ構図で対比されていたり、実は上下二分割されていた絵だったり。いかにも和綴じな装丁も嬉しい。
さて、本当の物語は宮部さんの原作を待つとして。折角の挿絵をこんな風にまとめて貰えるのは嬉しいことです。