読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

ハイキュー!! 6~8巻 古舘春一著 少年ジャンプコミックス

 変わらずまいさんにお借りしました、まいさんいつもありがとう♪

 鉄壁のブロックが武器の伊達工に、日向の“変人速攻”が機能し第1セットを先取した烏野。しかし、驚異的なブロッカー・青根の粘りで伊達工の防御が鋭さを増す。そんな中、ついに烏野がマッチポイントを迎えて!?

 青葉城西との3回戦。苦戦する烏野は影山の代わりに菅原を投入。誰よりもコートの外からチームを見続けた男の采配が、徐々に流れを引き寄せ始める!
 しかし敵エース及川のサーブには攻略の糸口が見つからず!?

 最終セットも拮抗続く青城戦。流れを変えたい烏野は1年控えの山口を投入!? 予想外の効果を生む秘策で試合は再び動き出す。
 “目の前の球が全部”、日向達の想いが繋げる力に変わる! 激戦を制し勝利を掴むのは1?
                                      (裏表紙の内容紹介文より)


 アニメも好調な『ハイキュー!』。
 うん、やっぱりスガ先輩好きだ。冷静でクレバーな試合運び。テンパった影山へも、配慮を忘れない。自分の意地よりチームの勝利を見据える視野の広さもかっこいい。
 でも最後までは通用しなくて、途中でまた交代して、でもその最後を三年生たちが飾るんですよね。大地が拾って、東峰が決めて。こういう、主人公たち以外を濃やかに描く(しかも団体競技で、相手チームの信頼関係まで)ってのは本当、凄い。
 影山はチームメイトを信頼するという成長をとげ、そのために最後のトス回しを読まれてしまいます。何とも皮肉な結末、でもこれも次へのステップですから。
 でもその青葉城西さえ、全国へは行けません。
 三年生は春高目指して、1月まで部活を続ける決意をしました。次巻に続きます。