シリーズ8冊目。
ネタばれあります、すみません;
ネタばれあります、すみません;
三学期がはじまり、花寺学院高校では選挙管理委員の招集があった。それは、三年である柏木優が生徒会長を引退する日が近づいているということ。祐麒たち一年生は、次の生徒会にも自分たちの居場所をどうにか確保したいと考える。だが、現生徒会役員の二年生はこのまま生徒会に留まるつもりはないらしい。そんななか、祐麒は選挙管理委員の生徒から険しい視線を向けられる。どうやら祐麒が生徒会長に立候補して、自分たちの仕事を増やすのではないかと疑っているらしい。
そんな考えは祐麒にはまるで浮かばなかった。かえって田口に指摘されて、ようやくその可能性に気付く始末。なのに知らない間に、祐麒は生徒会長に推薦されていた。柏木優が勝手に動いたらしい。
クラスでの立場も微妙になって、鬱々とした日々が続く。自分にとっての生徒会の存在を、改めて考える祐麒。それは、仲間にとっても同じことだった。…
(前半、表紙裏の紹介分から引用しました)
そんな考えは祐麒にはまるで浮かばなかった。かえって田口に指摘されて、ようやくその可能性に気付く始末。なのに知らない間に、祐麒は生徒会長に推薦されていた。柏木優が勝手に動いたらしい。
クラスでの立場も微妙になって、鬱々とした日々が続く。自分にとっての生徒会の存在を、改めて考える祐麒。それは、仲間にとっても同じことだった。…
(前半、表紙裏の紹介分から引用しました)