読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

銀魂 35~37巻 空知英秋著 集英社少年ジャンプコミックス

 やっぱり祥さんにお借りしました、祥さんいつもありがとう♪

 35巻はかぶき町四天王編が完結。
 36巻はその後日談と言うか、神威と高杉晋助が手を結ぶ経緯と洞爺湖仙人一家の必殺技の伝授(石田さん、リィンガディンドン唄うのかしら…)、近藤の叶わなかった初デート、お猿さん編寿限無と定食屋の親爺の葬式に見えたもの、さっちゃんの眼鏡騒動が途中まで。
 37巻はさっちゃんの話の続きからプールの監視員話、一気に二年後の世界に飛んだ新八の苦悩とカニ鍋戦争。

 アニメも再び始まった銀魂。オープニングイベントの劇場中継を見に行こうかと思ってたんですが、どうやら延期になったようで。一段落ついたら、復興の願いも兼ねてやってください。…とか言いながら私、アニメの初回を見逃してしまったんですが;;
 「文字が多くて雑誌じゃ読み飛ばされてる」の台詞に思わず吹き出してしまいました。ごめんなさい、私もこの頃仕事で目を酷使してまして、疲れた目には細かい画面がちょっと見づらい…; だからその分、アニメには向いてるんですよね。一時期の小劇団みたいなノリで、早口でまくしたてるみたいな。
 そうそう、YAHOOのトップページの「少年ジャンプが読めなかった皆さまへ」の文字に、「こんな所も進化してるよなぁ」と阪神淡路大震災の頃を思い出しました。私の住んでいる所は被災地のど真ん中で、家は全壊するわ職場もごちゃごちゃ混乱してるわ、片づけたり働いたりとにかくやることしかない毎日でした。数週間後、ようやく開いたコンビニで見かけた少年ジャンプを「おお、久しぶり」と手に取ったら、当時連載中の『スラムダンク』の試合が終わってまして。自分は時間が止まったような生活を送っているのに、変わらず動いている世界があるんだ、と気付かされて愕然としたのを今でも覚えています。いい加減大人だった自分でもそうだったのだから、子供にはもっと過酷だっただろうなぁ。あの時の取り残されたような哀しさを、せめてあまり感じさせないであげてほしい。特にこういう漫画雑誌が、後々でも取り戻せるように配慮してくれているのが嬉しいです。できるだけ長く続けてくれますように。それでもまだまだ読めていない子供は大勢いると思うから。
 それにしても、ジャンプ編集部さん、もうちょっと漫画家さん大切にしてあげましょうよ。週刊連載抱えたままでの読み切りは、そりゃきついと思うなぁ。