読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

映画「涼宮ハルヒの消失」見ました。

 5月14日(金)、映画「涼宮ハルヒの消失」を見て来ました。
 先に見ていた友人曰く、「始まって10分で泣いてた男の子がいた」。
 泣けるの? それは楽しみ、と興味が湧いてたら近くの映画館で上映とのこと、見に行くことにしました。
 私が見たのはゴールデンウィーク二週間期間限定上映の最終日、午後8時30分からの回。そんなに混むことはあるまいと高を括ってたら、私がチケットを買った段階で残り座席3~4席。結局満席になったんじゃないかなぁ。さすが地元、舐めてましたよごめんなさい。
 
 あれが長門が望んだ世界か…!
 ハルヒと古泉を他校に排除した、普通の女の子としての世界。あの長門に、どうして庇護欲を掻き立てられないんだ、キョン
 いやいや、何だかキョンの動揺っぷりに驚きました。原作あんなにうろたえてたっけ? そして長門は、あんなにキョンに好意を寄せてたの?? 原作読んだ時点では気がつかなかったなぁ。
 TVシリーズの『エンドレスエイト』、答えに行きついた時キョン達を見た時にも思ったのですが、表情が本当に細かい。長門の伏し目がちの表情、ヒントを見つけた時のキョンの表情。ちょっと、おやおや何だか狙いがあざといですよ、って表情もあったけれど(笑)。
 背景はあれ、写真を撮り込んでますよね。光陽園学園前のお花屋さん(というにはちょっと規模が大きい気がしますが)すごく見覚えある。あのそばのケーキ屋さんに、一度ケーキバイキングに行ったことあるんですよ、今でもあるのかなぁ、懐かしい。
 病院はばっちりそのまま、名前まで出てましたね。エンドロールにまで(笑)。
 ハルヒはともかく、古泉はコート着てたら他校の生徒とバレないんじゃないかなぁとも思いつつ。
 キョンの逡巡はちょっとくどかったかなぁ。最後には「今の長門がいい」と言うことは、本人に伝えた訳ですけど。
 映画見に来てる人のほとんどがきっと原作読んでる訳で、そんな観客が満足する映像にするのは大変だったでしょうね。
 結局私は泣かないまま、観終わって時計を見たら11時半。三時間近くもあったんですね。そうか、1クール分くらいか(笑)。
 …それにしても古泉、詰襟似合わねー。(←見るとこそこ?)