読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

天才柳沢教授の生活 26巻  山下和美著  講談社モーニングKC

 華子ちゃんが恋した岡村くんは趣味が読書だとか。華子は教授の部屋を自分の部屋として、岡村くんを招待する。‥『淑女への道』
 教授が若かりし頃、第二の書斎として利用していた喫茶「亜露摩」でウェイトレスをしていた秀子。本質をつく発言をする彼女は、夜はストリッパーとして働いていた。‥『愛と自由についての命題』
 猫じゃらしを無茶苦茶にするタマ。教授はその理由を推察する。‥『Felis catus』
 鈴本教授が柳原教授の真似をし始めた。‥『あいつに完敗!』
 前世動物占いで教授は「へび」と出た。根拠に納得がいかない教授。‥『冷血』
 華子はタマの面白画像をビデオに撮ろうとする。教授はそんな華子とタマの様子を写真に撮る。‥『競争率の高いアルバム』
 誕生日パーティを祝う意味を考える。‥『祝宴までの道程』

 山下さんご自身の、お父様への追悼文も載せた一冊。
 結婚してからの柳原教授に、奥さん以外への女性に揺らいだ時期があったのか~、とちょっと感慨深いものがありました。実際何かあった訳ではないんだけど、こういうのを女性作家が描くのってあまりない気がする。奥さんや娘さんはあまり知りたくないでしょうね(笑)。
 教授って結構ヘンな夢見るよな~、とも思いました。
 誕生日は素直に祝って貰いましょうよ、「自分って愛されてるな~」って(苦笑;)。