読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

心霊探偵八雲3 闇の先にある光  神永学著  文芸社  2005年

 八雲シリーズ、三作目。
 ネタばれになってるかなぁ、すみません;

 大学卒業以来会っていなかった友人・麻美とスナックで待ち合わせた真琴。偶然その場で会った伸一・裕也と共に、髪の長い女の幽霊を見る。以来、麻美の様子がおかしい。自宅のマンションにもその幽霊が現れたと怯え、真琴と霊媒師・神山を呼び出しながらも自分は忽然と姿を消してしまう。
 神山は八雲と同じように赤い眼を持ち、何回も飛び降り自殺する女の霊が見えると言う。はたしてそのマンションには五年前、強姦された後、警察からも心無い取調べを受けて、無念のうちに自殺した女性・沢口里佳が住んでいた。
 マスコミに騒がれて警察も動き、別件からだったが犯人は捕まっていた。だが里佳が残した日記から、伸一が強姦犯なのではないかとの疑惑が浮かび上がる。ネットでは今も、里佳が襲われた時のビデオが流れ、貶められている。真犯人は別にいるのか。
 続けて裕也が行方不明になり、真琴も襲われる。八雲は皆を最初のスナックに集め、真相を暴く。…

 今度は登場人物を忘れないうちに読めました(←おいおい;)。
 八雲と同じ能力を持った人物が登場かと思いきや、陰にはまたしてもお父さんがいるようで。
 でもこれ、里佳さんは成仏できたのかな。
 八雲のお母さんの形見(?)のペンダントは晴香のものとなりました。表紙見返しの人物紹介が嬉しかったです。…前作からやってほしかったけど;;