読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

HUNTERxHUNTER 1~4巻  冨樫義博著  少年ジャンプコミックス

 ハンターとは、貴重で入手困難なアイテムを追いかけることに生涯をかけている人達の総称。資格を得るには厳しい審査試験をクリアしなければならず、その倍率は数万分の一とも数十万分の一とも言われている。
 ゴンは子育て中のキツネグマに襲われていた所を、ハンターのカイトに助けられた。カイトから父親・ジンの話を聞き、自分もハンターになることを心に決める。
 叔母・ミトの反対を押し切り、ハンター試験会場を目指すゴン。荒れる海を進む船の中、クルタ族の生き残り・クラピカや医師を目指すレオリオと出会う。
 選べない二択クイズ、魔獣夫婦の追跡。第一次試験“詐欺師の塒”ことヌメーレ湿原を突っ切り、ビスカ森林公園へ。第二次試験美食ハンターの試験に何とか合格した後、飛行船で一晩飛んで次の試験会場トリックタワーへ。第三次試験タワー内の服役囚たちと戦い、時間内ぎりぎりで揃って合格する。
 四次試験は受験生同士でナンバープレートを奪い合うもの。ゴンのターゲットは奇術師ヒソカ。それまでも数々の問題行動を起こしているヒソカに対し、ゴンはヒソカが獲物を捕える瞬間に絞ってナンバープレートを狙う。
 ゴンの目論見は成功したものの、その瞬間、ゴンのプレートは別の敵に奪われてしまう。動けないゴンを救ったのはヒソカだった。ヒソカは「殺しがいのある使い手の育つまでボクに生かされているといい」と言葉を残し、去って行く。
 最終試験は審査委員長・ネテロが組んだトーナメントに勝つこと。気を失いながらも決して「まいった」と言わないゴンに、対戦相手が根負けし、ゴンはハンター資格を得る。
 目覚めたゴンが聞かされた不合格者の名は、試験を通じて仲良くなっていたキルアだった。…

 連載も丁度再開されているし、図書館で見かけたので借りてみました。
 1巻の発売が1998年。もう十年かぁ、この頃はちゃんと話が進んでたなぁ(←こらこら;)。
 始まった当時は、「冨樫さん、少年漫画の王道を目指すのかしら」と思ったものですが、すっかり方向違ってますね。
 雑魚キャラとは言え、ばたばた人が死ぬのでちょっと驚きました。そうか、そう言えばこんな内容だったわ。試験の内容とか切り抜け方とか、やっぱり面白いなぁ。すっかり忘れてたので素直に楽しめました。
 そう言えばこの頃、クラピカやレオリオって出て来てませんね。幻影旅団もどこかに行ってしまったし。面白いからいいんですけどね。