読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

アニメ映画「時をかける少女」見ました。

 いい作品だとは聞いてたんですが、映画館には見に行き損ねました。
 TVでゴールデンタイムに放送する、ってことは本当に評判よかったんですね。この頃では宮崎作品以外、映画枠でアニメ放送するの珍しい気がするのに。
 面白かったです。主人公の真琴の、まぁ天真爛漫なこと! タイムリープ利用してカラオケで歌いまくる、ってのは聞いてたのですが、フライ捕ったり焼肉食べたりするためにまで使うとは思わなかった(笑)。
 人間関係の変化に臆病だった真琴が、自分がしでかしたことの重大さにようやく気付く。自分のためにいじめの標的にされてしまったクラスメイトや、相手の気持ちを無かったことにしてしまう罪深さ。「何とかする」と言いながら、真琴後ろにしかタイムリープしなかったもんなぁ。
 千昭のいた世界はどうなってたんでしょう。人口も少ないみたいだし、野球もないみたいだし、美術品も満足に残ってないみたいだし。
 ラスト、まだ何も知らない千昭に、全て告げなきゃいけなかったのかな。何食わぬ顔で、また三人で過ごすのはやっぱりずるいかな(笑)。
 何かでも、最初に「芳山和子も出演」って言ってしまうのはどうなんでしょう。あれって一種のネタばれだった気もしないでもない。
 以前私が持っていた文庫本『時をかける少女』は、派手な表紙の、ものすごい装丁でした。次が原田知世が表紙の分で、これは欲しくなかった(笑)。今本屋に並んでるのが一番いい気がします。息の長い作品ですね~。