読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

風牙天明 フェンネル大陸偽王伝 高里椎奈著 講談社ノベルス  2006年

 フェンネル大陸偽王伝、シリーズ第五弾。

 宗教国家・シスタスに対抗するため、周辺の小国での連合を画策するラビッジ王・リノ。フェンとテオは民主主義国家・コンフリーへの書簡を届ける。領主の人格者ウィル・エストラゴンを連合の長「王」に担ぎ上げる算段だったが、ウィルは「争いを避けたい」とそれを断る。
 ロカとリー・レイは同じ目的でサルトリィ公国へ向かう。国民全員が傭兵で、やはり王のいないサルトリィ公国。代表者の「御代」に会って書簡を渡すつもりだったが、その前にシスタス軍が攻めてくる。傭兵たちに協力して撃退したロカたち。だが、御代はシスタスへの追従を決めていた。傭兵たちはそれに反対し、シスタスの使者を追い返す。
 リノ自身はリーク双貴国へ、同盟を持ちかけていた。二人の姫は過去の因縁も含めあまりいい顔をしない。「とりあえず様子を見る」と申し出を断る。だが、リーク双貴国の民草は先の戦いでのフェンの戦い振りに、彼女になら付いていきたい、と思うようになっていた。
 自らを唯一絶対の王「皇王」と称し、他の王を「王の名を騙る偽者」と見なして抹殺する、と宣言したシスタス王。コンフリーへ来たシスタスの使者によって、ウィルの命が狙われる。フェンは怒り、使者に言う。シスタスに逆らうために、その為だけに自分は偽王と名乗ってやる、と。…

 恐れていたことが起こりました。…登場人物覚えてません; 今回地図も人物紹介もついてたのに、「クドラって誰だっけ;」「アシュレイ…??」。
 …う~ん、やっぱり一気に読むべきだったか; でも一から読み返すのもなぁ;
 4巻までは私のよく行く図書館に並んでたのですが、5巻は他の分館から取り寄せだったんですよ。面倒臭がってたのが仇になったなぁ;; 
 とりあえず、順々に読んでいこう。風の噂では、第一部は終わったようなので。